ドーン・オブ・ザ・デッド(DAWN OF THE DEAD)

公開前夜のオールに、夜中2時過ぎノコノコと出かけていきました。
あらゆるモノに高速化が求められる現代では、「忍び寄り=恐怖」であったゾンビさん達も
例外ではないようです。
本来の凶暴性に機動力まで兼ね備えてしまっては、♪もう笑うしかない〜。
反則ですよ、緩慢な動きに救いがあり、つけ入る隙を見出してたのに、あれじゃお手上げ。
「走る」ってだけで全く違う世界が構築されてしまいます。
ロメロ特有の生存者同士での軋轢より、対ゾンビとのサバイバル戦に比重が置かれてるので
人間ドラマは唐突だが、そのかわり実にスピーディであり、連続発生する問題に退屈はしません。
この人は誰?と理解する以前に、お次は誰?という犠牲者当てに邁進するので
終わってパンフ読んでキャラを理解する始末でありました。
ホラー映画の幾つかのお約束とブラックユーモアを踏まえ、且つ『ゾンビ』マニアにはニヤリな場面も多々。
見終わった印象は『バイオハザード』+『28日後』、あと『ザンゲリア』w。
ちょびっと『ブレアウィッチ・プロジェクト』。
で、結局のとこ面白いですわ。